ひさびさのノンフィクション。
気にはなっていたんだけど、買うまでないなと思ってたら会社の同僚が貸してくれた。
下山事件は全く知らなくて、第二次大戦関連は731部隊しか読んだことなかった。
12-3歳の頃に読んだ『悪魔の飽食』がトラウマ過ぎて戦争関連は無意識に避けているんだろうと思う。
血族として読み解いていく事件はリアリティがあった。
展開もテンポが良く、ちょっと時間掛かったけどとても読みやすい。
後半、下山総裁や戦争によって翻弄された様々な国の人たちの事を考えてぐっときた。
実行犯は置いといて汚職や利権、損得で動く人たちによって殺されたんだな。
今でも、もっと大変なことはこっそり起きているんだろう。
祖父が生きていれば、色んな話しも聞けるだろうに残念。
★★★★★
2009-02-07
下山事件―最後の証言
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