12.13 , 12.15
恐山に行ってきた。
大好きな舞踏家の方が客演されている演劇だ。
原作は寺山修司。映画の為の戯曲をどう舞台化するか楽しみだった。
映画はずいぶん昔に見たきりだけど。
舞踏家は恐山の山神となって現れた。
客席では毒に犯されないよう誰もが息を飲んだ。
息を止めても無駄なのだよ。
それは毛穴から粘膜から侵入してくるのだから。
目を閉じても無駄なのだよ。
それはびっちりとした網膜に絡み付くのだから。
息が止まり身震いするほどに美しいその舞踏は、太陽の中の黒点のようだった。
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舞踏家 点滅 氏
劇団☆A・P・B-Tokyo
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2008-12-17
田園に死す
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