『とき』は2年半ぶり、4回目。 
ゲームショウで疲れた体を引き摺って三茶へ。 
山海塾の何が好きかと言うと、舞踏はもちろん腰砕けなんだけど、舞台と客席の距離感。 
一体にはならないよ。 
客を寄せ付けない壁がある。 
彼らの掻き回す空気は充分に感じるけど、共感したりとか入り込んだりはできないんだよな。(私だけなのか?) 
常に緊張感があって、客の咳や紙のこすれる音にもイラッとする。 
邪魔すんな。 
それまで突き放されていた距離が最後の挨拶で一気になくなる。 
鳴り止まない拍手に本気で感謝の気持ちを何度も体と表情で表現する天児氏。 
もちろん言葉なんて言わない。 
大袈裟な動きはしない。ものすごく静かで優雅で素敵なんだ。 
毎回最後に胸を押し潰されて涙出る。 
本気の挨拶って山海塾でしか感じたことない。 
蝉丸氏のバイバイの動きもたまらなく好き。 
『とき』の中では天児氏の2回目のソロ舞踏がとても好き。 
ソロに入る前の集団舞踏も好き。 
最後の集団舞踏も好き。 
って全部好きじゃないか。 
『ゆらぎ』と『ひよめき』もまた見たいな。 
新作が見れなくて本当に残念だった。 
3月に芸術劇場で一番好きな演目『金柑少年』があるらしい。 
良い席取れるといいんだけど。
★★★★★
2008-10-10
『時のなかの時-とき』山海塾
2008-10-05
二重心臓
二重心臓+三柴理ミニライブに行ってきた。@群馬県館林
チケット2枚買ったけど、結局連絡入れずにひとりで。 
ライブ2回見ようと思ってたのに、寝坊。 
ちっきしょお。 
電車の時間ギリになっちゃって、幡ヶ谷で銀行寄っていけなかった。 
財布に2000円(交通費分)しかない。 
銀行がない!コンビニも!人がひとりも歩いていない!@館林駅周辺 
初めて「銀行はどこですか?」 
と人というか酒屋に聞いた。 
酒屋から10分くらいかかったね、銀行まで。 
途中ブレスレットどっかに落とした。高かったのに! 
で、会場。 
地図には駅から3分て書いてあったんだけど、徒歩じゃなくて車か? 
20分近くかかったよ。 
そんな遠いならテクシー使えば良かった。 
で、クラヴィアホールね。 
なんか70席くらいかな、すげ狭いの。 
ピアノから2mしかないの。 
客10人くらいしかいないの。 
エディかぶりつきで見れる! 
ワクワクしながら指先をちょい斜めから拝める2列目に。(1列目はひとりだけ 
演奏前に監督と小粋なトーク。 
筋少の頃、やんちゃな風体だったが為にビーバップの映画オーディションに行かされて、的場に胸座を掴まれたそうだ。 
「ぼ、僕はピアノが好きなだけです。」 
それ以来映画出演は断っていたのだって。 
今回はピアニスト役というか、ピアノを弾くだけだから出演したそうだよ。 
演奏はね、もう神々しかったわ。 
とても柔らかいな。 
フワフワだった。 
しびれた。 
寝坊を激しく悔やんだ。 
映画は、資金不足な感じで惜しかったなあ。 
途中ちょっと寝ちゃったよ。
もっと作りこんでくれたら名作な予感。 
あれは舞台の方が良いんじゃないか。 
舞台シーンがとても良くって(エディのピアノも素敵だった)誰が演出したのかなって、思ったらスタッフロールで演出:松田洋治さまの名が。 
ふふ~ん。 
舞台でやってくれないかな。 
演出は松田さまで
 
 
