5/4 寺山修司 命日 @ゴールデン街
芝居小屋ではなくバー。
実験演劇に相応しい場所。
美術もない、舞台もない、客席と役者を隔てるものは何もない。
「あなたは誰ですか」
寺山修司のコトバが飛び交い突き刺さった。
コレクションとだけあって、寺山コラージュ。
個性的な役者が際立つ。
きっとオマージュなんだな。
点滅さんの独踏。
感想書けないくらいとても良かった。
息遣いとか空気の動きとか、あの近さじゃないと感じられない。(30cmくらいか)
演劇と舞踏のコラボは点滅さんを通して観るようになったのだけど、割といい。
寺山コラージュだからかな。
圧倒的な存在感がありつつ添え物感は感じられない。
そして昭和精吾氏の「国家論」。
いや、寺山氏自体いまで言う中二病(愛すべき悶々)だと思うんだけど「国家論」も正に。
難しい言葉で武装した自分探し。自分とは何かって悶々。
初めて生で昭和氏を見たので力強さにグッときた。
しかもあんな近くで聞けて良かった。悶々最高。
即興的な実験演劇だけあって、とても楽しめた。
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劇団☆A・P・B-Tokyo
舞踏家 点滅
青蛾館 野口和彦
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2009-05-10
寺山修司コレクションⅡ
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